『オルタナティブ・パブリック』クマタイチ+浜田晶則
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 『オルタナティブ・パブリック』クマタイチ+浜田晶則

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2023年3月発売!

ハードをつくらず、建築物に頼らずとも、
都市に「パブリック」を生み出せるのではないか?
先進的な活動をしている実践者たちとの対話集

 

読み替えてつくる、 新しい公共空間の在り方

テクノロジー、格差、人口減少、不況、そしてコロナまで。今、都市が大きく変わる中で、私たちはどうやって出会い、話し、つながっていくのか?それを考えるために「オルタナティブ・パブリック」が必要だ。

国内外で活動する人気建築家2人が、ポケモンGOの開発者など、既存の枠を壊しながら新たなアイデアを実装しつづける実践者8人に話を聞く。

川島優志 [ゲーム] 拡張世界が変える現実世界
高山 明 [演劇] 身振りによって可視化する公共圏
吉村有司 [ビッグデータ] 歩く都市の価値を裏付けるデータサイエンス
島田智里 [公園] 屋外に延長するオーナーシップ
東野唯史 [古材] モノがつなぐコミュニティと物語
真鍋太一 [食] 農村から展開する流通と循環
石川 初 [ランドスケープ] 園芸による風景への参画
蓮沼執太 [音楽] 偶然の音がつくりだす人と人の関係性




判型:四六判(128×188mm)
頁数:240p
製本:並製・アジロ綴じ
デザイン:尾原史和
編集:中井希衣子
印刷: 株式会社シナノパブリッシングプレス
発行:株式会社ブートレグ
162-0802 東京都新宿区改代町 40
Tel 03-5738-8921 edit@bootleg.co.jp

ISBN:978-4-904635-69-8
定価:2200円(本体2000円+税)




著者プロフィール:

クマタイチ(くま・たいち)
建築家。1985年東京生まれ。ドイツのシュトゥットガルト大学にて修士課程、東京大学大学院にて博士課程を学ぶ。その後、ニューヨークの設計事務所に勤務。2021年から東京を拠点に活動し、設計と運営を行うTAILANDを始動。2021年には9階建てのシェアコンプレックス『SHAREtenjincho』が完成。「建築のハードとソフトをつなぐ」をコンセプトに、設計から企画・運営・管理までを行う。

浜田晶則(はまだ・あきのり)
建築家。1984年富山県生まれ。2012年東京大学大学院修士課程修了。2012年studio_01共同設立。2014年AHA 浜田晶則建築設計事務所設立。同年よりteamLab Architectsパートナー。2020年宿泊施設ONBIENTの企画運営を行うHodgeを共同設立。コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法により建築とデジタルアートの設計を行い、人と自然と機械が共生する社会構築をめざしている。





鼎談者プロフィール:

川島優志
デザイナー(Niantic, Inc.)
2013年、Googleの社内スタートアップとして発足したNiantic Labsの UX/Visual Designerとして参画、『Ingress』のビジュアル及びユーザーエクスペリエンスデザインを担当。2015年10月にNiantic, Inc. の設立と同時にアジア統括本部長に就任し、2019年に副社長となる。「Pokémon GO」では、開発プロジェクトの立ち上げを担当。現在は新プロジェクト「Truffel」の代表を務める。

高山 明
演出家(Port B)
1969年さいたま市生まれ。演出家・アーティスト。演劇コレクティブPort B(ポルト・ビー)主宰。既存の演劇の枠組みを超え、実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。近年では、美術、文学、観光、建築、教育といった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想を観光や都市プロジェクト、教育事業やメディア開発などに応用する取り組みを行っている。東京藝術大学大学院映像研究科教授。著書に『テアトロン– 社会と演劇をつなぐもの』(河出書房新社)など。

吉村有司
建築家(東京大学 先端科学技術研究センター)
愛知県生まれ、建築家。2001年よりスペインに渡る。ポンペウ・ファブラ大学情報通信工学部博士課程修了(Ph.D. in Computer Science)。バルセロナ都市生態学庁、マサチューセッツ工科大学研究員などを経て2019年より現職。ルーヴル美術館アドバイザー、バルセロナ市役所情報局アドバイザー。国内では、国土交通省まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション実現会議委員、東京都「都市のデジタルツイン」社会実装に向けた検討会委員、第19回全国高等専門学校デザインコンペティション創造デザイン部門審査委員長などを歴任。主なプロジェクトとして、バルセロナ市グラシア地区歩行者空間計画、ビッグデータをもちいた歩行者空間化が周辺環境にもたらす経済的インパクトの評価手法の開発など。データに基づいた都市計画やまちづくりを行う、アーバン・サイエンス分野の研究に従事。

島田智里
都市計画&GISスペシャリスト(ニューヨーク市公園局)
アメリカ、ニューヨーク市在住。京都府立大学農学部で学位取得、ニューヨーク市立ハンター校で都市計画修士号取得。大学院在学中、マンハッタン区長室による初の都市計画フェローシッププログラムで第一期生に選出され、以来さまざまな地域開発プロジェクトに携わる。その後ニューヨーク市の建築会社でアーバンプランナーとして勤め、2009年よりニューヨーク市公園局で勤務、主に都市緑化に関する事業に従事する。2012年に米国都市計画学会ニューヨーク支部経済開発委員長に就任。

東野唯史
デザイナー(ReBuilding Center JAPAN)
1984年生まれ。名古屋市立大学芸術工学部卒。2014年より空間デザインユニットmedicalaとして妻の華南子と活動開始。全国で数ヶ月ごとに仮暮らしをしながら「いい空間」をつくりつづけてきました。2016年秋、建築建材のリサイクルショップReBuilding Center JAPANを長野県諏訪市に設立。ReBuild New Cultureを理念に掲げ、次の世代に繋いでいきたいモノと文化を掬いあげ、再構築し、楽しくたくましく生きていける、これからの景色をデザインしていきます。

真鍋太一
プロデューサー(Food Hub Project, MONOSUS)
愛媛県出身。アメリカの大学でデザインを学び、東京で広告業界に10年ほど従事。空間デザイン&イベント会社JTQを経て、㈱モノサスに勤めながら、2012年より東京の料理人たちとNomadic Kitchen を始動。2014年に妻子と神山町へ移住。2016年4月、地域の農業を次世代につなぐ「Food Hub Project」を神山町役場・神山つなぐ公社・モノサスと共同で立ち上げ、2021年から共同代表取締役 支配人を務める。同社で2018年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞。2019年より東京・神田のレストラン “the Blind Donkey”を経営する RichSoil & Co. 支配人も務める。

石川 初
ランドスケープ・アーキテクト(慶應義塾大学環境情報学部)
慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(学術)。京都府宇治市生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業。鹿島建設建築設計本部、HOKプランニンググループ、株式会社ランドスケープデザインを経て2015年4月より現職。外部環境のデザインや地図の表現などの研究・教育を行っている。著書に『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』(LIXIL出版、2018年。2019年度造園学会賞著作部門)『ランドスケール・ブック』(LIXIL出版、2012年)『今和次郎「日本の民家」再訪』(瀝青会として共著、平凡社、2012年。日本建築学会著作賞、日本生活学会今和次郎賞)など。

蓮沼執太
音楽家
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流使に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 〜 ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。